連載 記事一覧
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「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第36回 求められる賃貸住宅とは 借主の困りごとから考える
前回の稿では一般的な賃貸住宅が有り余っている中で、これから賃貸住宅を新築またはリノベーションする場合により精緻(せいち)な市場調査が求められると書いた。では今はやりのコンセプト賃貸にすれば良いかという(続く) -
ひと 職人が〝稼げる〟世界を 建設テックサービスで〝つながり〟を生む クラフトバンク代表取締役社長 韓 英志さん
工事会社発のテックベンチャー企業として、高い技術を持つ職人の業務効率や収益性の向上を最新テクノロジーで支えている。新たな〝体験価値〟を提供するため、各地域にカスタマーサクセス部門を配置し、即応体制を(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 725 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ドアが開いたままの一室 「ほうれんそう」がないために
隣町のアパートに住む女性から夜8時半に私の携帯に電話が入った。「こんな時間に何の用事だろう」と思ったが、電話に出ると、「昨日から隣の部屋のドアが開いている」とのこと。その部屋は新築の時から入居してい(続く) -
大言小語 待ち遠しい合格発表
不動産業界の登竜門である宅建試験がこのほど実施され、関心は合格ライン予想に移った。各受験学校などや宅建講師陣の合格予想ラインをみると、昨年と同じ36点もしくは37点との予想が多い。例年のことながら、この(続く) -
今週のことば SBT(4面)
Science Based Targets(科学的根拠に基づく目標)の略で、企業が設定する温室効果ガス(GHG)排出削減目標を指す。申請時から5年~10年先を目標年として、SCOPE1~3の各領域を対象に、15年のパリ協定が求める水準と整(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 省エネ性能表示制度 来春開始 ポータルサイトで対応着々と
記者 来年の4月から、建築物の販売・賃貸時に省エネ性能ラベルの表示が努力義務となります。 デスク 25年4月には新築建築物が省エネ基準に適合することが義務付けられる。省エネで住まいを選ぶ時代へ向かっ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1238 東京メトロ有楽町線(2) 東池袋が500万円の大台に
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 護国寺 322(34.1/61.1) 307(続く) -
知って得する建物の豆知識 367 建築にまつわる諺(ことわざ) 「下げ墨」から転じたのは?
久しぶりに、建築にまつわる諺についてお届けします。まずは「山師の玄関」。山師という言葉は死語に近く、若い方はご存知ないかと思いますが、山を歩き回って鉱脈や温泉を見つけたり、立木の売買をしたりする仕事(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編198 抵当権者が賃料を差押えたら借主はどうする?
Q.前回は、貸主が破産したときの敷金返還請求権問題が取り上げられましたが、敷金については、その破産の前段階で抵当権者による賃料の差押えが考えられます。そのような場合の敷金返還請求権と差押えの効力との関係(続く) -
不動産鑑定士レター 23年の基準地価 全国平均で2年連続上昇地方圏も31年ぶりプラスに
【全用途平均】 全国平均では2年連続、三大都市圏では3年連続で上昇した。地方圏では31年ぶりに上昇に転じた。地方圏のうち地方四市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)では、11年連続で上昇した。地方圏のうち、地(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎10月は「土地月間」です ◎10月は「住生活月間」です ◎国土交通省はIoT技術等を活用した住宅等のリーディングプロジェクトを支援する「次世代プロジェクト2023」の第2回提案を募集中です。応募期間は10月31日((続く) -
廣田信子の紙上ブログ No.388 マンション管理応援歌 一人暮らしに対応できない高齢化マンション
高経年化に伴い、自主管理だったマンションが、役員の担い手が高齢化し、病気になったり亡くなったりすることが続き、もう自分たちでは管理組合運営はできないと判断し、第三者管理者を委託するケースもあります。(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇102 シリーズ 定借にかける、その想い 5人のキーマンに聞く 〝土地活用に柔軟性〟
定期借地権の課題と展望と題したシンポジウムが10月11日、都内で開かれた。協賛団体・企業は20にも及んだ。 第一部は本郷尚税理士と江口正夫弁護士による対話型トークセッションで、(1)定借における宅建業者の手(続く) -
街の不動産トラブルを解決する 56 調停人候補者紹介 【調停人候補者】 大渕正氏 雨漏り検診技術開発研究所 代表理事兼所長(東京都清瀬市)
私は雨漏りの検査及び診断業務の専門家資格を有する「雨漏り検診士」であり、同時にADR調停人候補者の資格を保有し、建物の維持保全に関わる、とりわけ雨漏り事案解決に特化したインスペクション分野で活動してお(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (51) 秋田県仙北市「古今東西遊びの宿 西の家」(下) 訪日観光客の注目度が上昇中
ニーズが異なる外国人 円安の影響もあって日本ブームなのかもしれないと東風平さん。外国人ゲストにヒアリングすると、アジア系の日本へのリピーターが多く、日本国内の主要な観光地を巡って、東北方面に初めて(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第35回 なぜニーズのない物件ができてしまうのか
このところ筆者が働いている渋谷では、飲食店等のリアル店舗のテナント入れ替えが多くなっている。 街を歩いていると、新しいお店ができたと思ったら数カ月後に同じ通りを歩くともう閉店になっていたり、また(続く) -
酒場遺産 ▶22 神田 お多幸神田店 研究熱心な、おでんがうまい店
寒い季節になると、おでんをつつきたくなる。いや、夏でもおでんが恋しくなる。おでんの店「お多幸」は都内・首都圏にいくつかあるが、神田店は住まいが近いこともあり年に数度訪れる。お多幸は1923年に創業され、(続く) -
2023(令和5)年度 宅地建物取引士資格試験 試験問題・解答・解説
2023(令和5)年度 宅地建物取引士資格試験 試験問題・解答・解説はプレミアム(有料)会員限定公開になります。(トライアル会員はご利用になれません) すでにトライアル会員、無料会員の方(続く) -
社説 人気上昇続く宅建士資格 信頼醸成で存在感を示せ
今年も、全国多数の会場で宅建試験が実施された。申込者数は前年度比1.8%増で、近年はおおむね申込者・受験者数の右肩上がりが続いている。社会と都市の成熟に伴い、宅建業の重要性が高まっていることはもちろん、(続く) -
ひと 住みたい街探し色鮮やかに CHINTAIでインスタ企画「#住んだら手帳」を書籍化した 永原 聡子さん
街の情報をインスタグラムで21年7月から「#住んだら手帳」として発信してきた。温かみのある手描きマップをあしらって人気化し、フォロワー数が上がっていたところに出版社から書籍化の話が舞い込んだ。インスタに(続く)