連載 記事一覧
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大言小語 今時の土地活用
今週号の資産運用ビジネス特集で「生産緑地2022年問題の余波」(11面)と題して農地活用の現状をレポートしている。期限30年とされた生産緑地地区の指定解除が22年から始まるのに当たり、当時、業界から不動産市場へ(続く) -
今週のことば 外部管理者方式
従来は「第三者管理(者)方式」と呼ばれていた方式。区分所有者の代表として管理を担う「管理者」に、区分所有者以外の者が就任する形態。マンション管理士や弁護士等の「外部専門家による外部管理者方式」と、マン(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 在来工法で中大規模建築物を竣工 一般流通材の採用でコスト削減も
記者A AQグループがさいたま市の新社屋に本社を移転したね。純木造8階建てなんだって? 記者B はい。木造でこんなに大規模な建物が建てられるのか、と改めて驚きました。 A おいおい。昔は神社仏閣も(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1270 小田急小田原線(1) 代々木上原が13%の連続上昇
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 新宿 383(32.7/34.9) 352(3(続く) -
知って得する建物の豆知識 380 西川材 江戸時代から知られる良質木材
埼玉県南西部の入間川、高麗川(こまがわ)、越辺川(おっぺがわ)の流域に広がる林業地で育ったスギやヒノキのことを西川材と呼びます。江戸時代から良質な木材として知られ、住宅や寺院、神社などの建築材として利用(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編216 代物弁済契約における債権者の清算義務とは?
Q.かつては、住宅ローンなどの融資を行う際に、その担保のために債務者が所有しあるいは所有することとなる不動産に、「代物弁済予約」や「代物弁済」を原因とする条件付所有権移転仮登記(以下「仮登記担保契約」)を(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「第41回住まいのリフォームコンクール」の応募作品を募集中。募集締め切りは6月24日(月)。結果発表は9月上旬予定 ◎環境省は、24年度「建築物等のZEB化・省CO2化普及加(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.420 マンション管理応援歌 マンション管理士が管理者になるのも大変
マンション管理士が管理者になることが利益相反の心配がなくていいと言われますが、それも実際は大変です。あるマンション管理士が顧問先の管理組合からの強い要望で、管理者(理事長)になりました。理事会は一応維(続く) -
決算発表 GA technologies 通期予想を上方修正 2024年10月2Q決算
GA technologies(東京都港区)は、24年10月期第2四半期決算を6月13日に発表した。売上収益の通期連結業績予想を期初の1763億円から今回、1850億円に上方修正した。 同日の決算説明会で同社代表取締役社長執行(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇131 不動産業に哲学? 存在感強めるFRP 志は会員全員で進化
不動産流通プロフェッショナル協会(FRP)は6月25日、第3回PPP(プロフェッショナル・プレイヤー・フィロソフィー)講座を開く。 流通業界が国民から信頼され尊敬されるためにはコンプライアンス、職業倫理、クライ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第51回 建物構造とエリアで差が出た定期借家募集家賃
今年もアットホームによる「定期借家物件の募集家賃動向(2023年度)」がリリースされたため、この内容について考察していきたい。 ◎ ◎ ◎ 今回は特に東京都内のマンションとアパートにおける(続く) -
酒場遺産 ▶48 南紀田辺 あじみ 南紀の「夕方かつお」
前回に続いて和歌山県紀伊田辺である。仕事の出張を兼ねて南紀を訪れ、熊野大社まで足を延ばした。大社から延々2時間バスに揺られ紀伊田辺に着いたのは夕刻だった。麦酒でも飲もうと駅近の酒場集積地「味光路(親富(続く) -
2024 宅地建物取引士受験セミナー (22)
【問題3-6】 不動産の物権変動の対抗要件に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)AがBに対し、自己が所有する土地を売却し移転登記も完了した後、Bの強迫を理由(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第6回 大学生の金融リテラシー 金融・資産形成教育を深化
「博士」の学位を目指し社会人大学院生として、不動産を活用した老後生活の安定に関する研究を行っている。人生の三大支出の中でも老後資金対策は、日本人共通の課題であることは言うまでもない。少子高齢化により(続く) -
社説 賃貸住宅修繕共済を門戸開放 大規模修繕計画の普及、定着へ
不適切な維持・管理や修繕が原因となって、各地で老朽化した賃貸住宅に関わる事故が後を絶たない。借家ストックは2000万戸弱に上り、総住宅数の約3分1以上を占める重要な国民生活の基盤だが、民間の賃貸住宅は持ち(続く) -
ひと 地方の空き家流通に寄与 ジェクトワンから派遣された「三条市特命空き家仕事人」 熊谷浩太さん
空き家活用事業「アキサポ」を展開するジェクトワンは5月、静岡県御殿場市と「空き家DAO」の実証実験に関する協定を締結。古民家など従来は不動産市場への流通が難しかった空き家を、分散型自律組織「DAO」を形成(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 756 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 鍵穴に差し込まれたままの鍵 トラブル前に気付いて安堵
休日、妻と買い物を終え帰宅する途中だった。高齢婦人のAさんが住む小さな貸家の前を通ると、家の鍵が鍵穴に刺しこまれたままになっている。驚いて何度もチャイムを押したが出てこない。鍵を掛けたものの抜き取る(続く) -
大言小語 家の購入と多様性
オープンハウスが先日、東京・銀座で開催した、独自のマッチングサービス「婚家結(こんいえむすび)」のオフラインイベントの盛況ぶりには驚かされた。かつての〝街コンキング〟いわく「男性が無料で参加できるなら(続く) -
今週のことば スタートアップエコシステム
公的機関や研究機関等がネットワークと環境を構築し、スタートアップ(新興企業)の発展を循環させる仕組みを指す。形成には人材、資金、インキュベーター等のサポート・インフラ、コミュニティの要素が必要とされる(続く) -
ニュースが分かる! Q&A なぜ新たな定借団体が発足? 時代変わり新たな意義・効果検証
先輩記者 5月に一般社団法人全国定期借地借家協会の設立総会があったけど、定期借地権や定期借家権ができたのはずいぶん前だよね。なぜ今、新たな団体が発足したのだろう。 後輩記者 確かに定期借地権は92(続く)