連載 記事一覧
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不動産取引現場での意外な誤解 売買編224 仮差押、仮処分の登記後でも売却は可能か?
Q.前回は、仮差押と仮処分の違いに触れましたが、両者の共通点は、いずれも債務者の物件の売却などによって債権者の権利行使ができなくなることを事前に防止するための保全措置ということでした。しかし、このような(続く) -
不動産鑑定士レター 基準地価の動向は 地方圏は32年ぶりに上昇
全用途における24年基準地価格の全国平均は3年連続、三大都市圏は4年連続、地方圏は2年連続で上昇した。そのうち地方四市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)は、12年連続で上昇したが、上昇率は縮小した。その他の(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、非常用電源設備の導入補助で物流施設の災害対応能力の強化を図る「物流拠点機能強化支援事業」の23年度補正予算第4次公募を実施中。募集締め切りは11月8日(金) ◎国土交通省は、第3回「地域価値を(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.438 マンション管理応援歌 予備認定制度の基準が見直しに
新築マンションの管理業者管理者方式が、問題を含んだまま予備認定されているケースがあること等に関して、10月11日に、マンション管理センターが基準の見直しを行いました。 マンション管理センターは、国土(続く) -
決算 国内外とも空調機は増収利益は為替差損が影響 富士通ゼネラル25年3月期
富士通ゼネラルの25年3月期第2四半期決算は、海外・国内向け空調機、情報通信システムの売上増によって増収で着地。一方、経常利益は前年同期の利益を大きく押し上げた為替差益がなくなり、為替差損を計上した影響(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇149 〝熱い〟熊本 地震からの創造的復興へ 10年がかりの街づくり
地方再生ではなく、まさに〝地方創生〟というべき熱い街づくりが熊本で始まっている。台湾の大手半導体メーカーTSMCが21年11月に熊本県菊池郡菊陽町への工場建設を発表して以降、関連企業を含めた事務所、従業員向(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 80 秋田県男鹿市「古民家宿ににぎ」(下) 近隣の魅力と掛け合わせ可能性を追求
「なまはげ」になる 猿田さんは、地元に戻ってからは、少しずつ地域の活動に参加するようになったが、当初は仕事が忙しく、地元の行事にはほとんど参加できなかった。しかし、宿やカフェを開業したことで、逆に(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第61回 社宅代行、分譲賃貸の留意点とは
本稿では2回にわたって東京都下のファミリータイプ分譲賃貸を商品化して客付けするまでの流れを書いてきた。この物件に申し込みしたのは米国在住の大手法人にお勤めの方で、本社勤務になり帰国するため家を探して(続く) -
酒場遺産 ▶62 豊橋 和乃家 昭和にタイムスリップした街並み
豊橋駅西口を降りると右手方向にバラック風の平屋トタン板の飲み屋が続く。昭和にタイムスリップしたような街並みだ。その中に名店「酒と旬彩 和乃家」がある。低い暖簾をくぐるとカウンターのみ8席、女将さんと手(続く) -
不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第24回 木更津・久津間団地跡地の活用 コミュニティ形成に小商い
私は現在、大学での研究の一環として、千葉県木更津市にある久津間団地跡地の利活用方法を3名の学生と共に検討している。 初めて対象地を訪れた際は、閑散とした印象を受けた。対象地は住宅街の最奥部かつ自(続く) -
2024(令和6)年度 宅地建物取引士資格試験 試験問題・解答・解説
2024(令和6)年度 宅地建物取引士資格試験 試験問題・解答・解説はプレミアム(有料)会員限定公開になります。(トライアル会員はご利用になれません) すでにトライアル会員、無料会員の方(続く) -
社説 人材不足は長期的課題 高度な人材育成が唯一の道
人材不足がますます深刻になっていく。求職者1人当たりの求人数を示す有効求人倍率は8月時点で1.23倍、新規求人倍率は2.32倍と高水準で推移している。今春に主要大手中堅企業を対象に本紙が実施した「住宅・不動産(続く) -
ひと 〝お一人様〟社会に警鐘 賃貸トラブル解決実績豊富な司法書士 太田垣章子さん
専業主婦だった30歳の時に乳飲み子を連れて離婚。その後数年間、働きながら猛勉強し、司法書士試験に合格した。これまでに3000件以上の家賃滞納明け渡し訴訟手続きを手掛け、家主だけでなく、生活が立ちいかなくな(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 774 坂口有吉 酷い言いがかりの入居者 不毛な議論は無駄と受け止め
当社管理物件に約10年住んでいる高齢女性Bさんから19時近くに電話があった。帰宅して入浴している最中に携帯の呼び出し音が2度ほど鳴っていた。風呂から出て、「こんな時間に掛かってくる電話はろくな用件じゃない(続く) -
大言小語 職場環境の整備を
今年度の宅建試験が終了した。結果に関わらず、学んだ知識を積極的に職務で生かし、自社の生産性向上に貢献してもらいたい。同時に、従業員が実力を発揮できる環境の整備も、企業にとって重要な課題だ。 ▼厚(続く) -
今週のことば 地域住宅団地再生事業
住宅団地再生の円滑な実現へ向け、市町村が区域を定め、住宅団地再生のための総合的な事業計画を作成することで、建物用途規制の緩和や各種行政手続きの簡素化・一括化を可能とする制度。19年の地域再生法改正によ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 不動産業界、試験ラッシュ秋の陣 資格取得で能力を可視化する
記者 宅地建物取引士(宅建士)の試験が10月20日に行われましたね。今年は申込者が30万人に達するという盛況ぶりでした。 事業者A 我々の営業で宅建士の資格がないと仕事にならないので欠かせません。入社後3(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1287 JR高崎線 築古化進み下落駅が増加
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 大宮 185(28.8/66.7) 195(2(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編223 「仮差押」と「仮処分」の違いは何か?
Q.前回の「差押え」の登記と似たような登記で、「仮差押」と「仮処分」の登記があります。この両者の違いは、どのような点にあるのでしょうか。 A.まず「仮差押」の登記ですが、たとえば抵当権の登記がされている(続く) -
新刊紹介 『家づくり感動物語』 三井ホーム編
三井ホームは10月に迎えた創立50周年を記念し、エピソード集「家づくり 感動物語」を発刊した。 三井不動産グループの住宅事業分野の強化を目指し、創立以来、当時日本になじみがなかった米国発祥のツーバイ(続く)